遂に、岩手県でも初めて新型コロナウイルスの感染者が出ました。
これまで一人の感染者もいなかったことも凄いと思っていましたが、達増(たっそ)岩手県知事の会見も素晴らしいと思いました。
その中で、知事は「共感して欲しい」という言葉を使ったのです。
誰もが最初の感染者にはなりたくないと思っていますが、この全国的な感染拡大の状況の中で、岩手県においても誰が感染しても不思議ではなくなっています。
そんな中、どうしても感染した人に対して差別的な見方、言動を取る人が出てくると思われます。
知事はそれを牽制するために「共感して欲しい」という言葉を使ったのでしょう。
人間味あふれる、良い人物ですね。
(*'-')b
誰も、感染したくてコロナウィルスに感染したわけではありません。
富山県や石川県でも、最初の頃、感染者は学校や会社の人たちからの噂や陰口で耐えられなくなくなり、その家族は引っ越したという話も聞きました。
今、ネットでも誹謗中傷が問題になっていますが、「人の心が傷つけられること」それが一番の苦しみであると思います。
そのような中で、達増知事の言葉は素晴らしいと感心しました。
本日の川柳

