袖ひちて むすびし水の こぼれるを 春立つけふの 風やとくらむ
これは平安時代の歌人・紀貫之が、ようやく訪れた立春を詠んだ歌です。
「去年の夏、袖がぬれるようにすくった水が、冬の寒さで凍っていたのを立春の今日の風が吹き溶かしているのだろうか」
…という意味です。
昨日2月3日(水)は立春でした。
昔の人は立春を年の初めとして、立春から数えて八十八日目を「八十八夜」と呼び、新茶の摘み取りが行われました。
また、台風の特異日とされる「二百十日」など、立春を基準にして季節の節目を表していました。
立春の前日の節分では、疫病などをもたらす邪気を払うため豆まきをします。
もともと「節分」とは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」など、季節の改まる前日のことを呼びましたが、次第に立春の前日だけを指すようになりました。
暦の上では「節分」の翌日の立春は、「寒さがあけて春に入る日」になります。
昨日は凄く寒い日でしたが…。
(^^;
春に草木が芽吹くように、新しい力を自身に呼び込みましょう。
コロナ~外、福は~内!
本日の川柳

ゆーじ
イベントを 再開するため コロナ~外
感染者は減少傾向、ワクチン供給は前倒し、少しずつ「元の社会」に戻りつつある気がするワン!

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