梅雨がまだ明けないですね。
近年は異常気象が続き、予測不可能な局地的な大雨を「ゲリラ豪雨」というという名で呼ばれています。
日本人は、雨や風などの自然現象に季節の移ろいを繊細に感じ取って、様々な名前を付けて来ました。(ネットで調べました。)
特に、恵みをもたらす雨の名前には感心させられるものがあります。
青葉に降り注ぐ恵みの雨を「犀雨」(すいう)
日照り続きの後に降る喜びの雨を「喜雨」(きう)
草木を潤すしとしとした雨を「甘雨」(かんう)
穀物の成長を促す雨を「穀雨」(こくう)
…などと表します。
特定の日に降る雨にまで名前があります。
陰暦7月6日、七夕の前日に降る雨を「洗車雨」(せんしゃう)と呼びます。
彦星が織姫に会う時に乗る牛車を洗う雨のことらしいです。
七夕に降る雨は、彦星と織姫が流す涙という意味で「催涙雨」(さいるいう)と呼びます。
その時々の雨に先人たちは名前を付け、四季の風情を感じ取り、自然の営みに感謝していました。
私たち現代人もその生き方に学びたい所ですが、雨が降るたびに「ゲリラ豪雨」ばかりでは、四季の風情を感じ取るどころではないですね…。
梅雨が明けたらまた暑くなりますが、「ゲリラ豪雨」よりはマシかも…。
(;^_^A
北陸は九州・四国に比べれば、梅雨の時期に雨が少なくて、夏も暑くなくて、本当に良い所ですね。
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本日の川柳